障がい者共同生活援助事業所・障がい福祉サービス

利用者の方からのお声

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利用者の方から

●今では、何でも話せるまでになりました。ここに来たら絶対に変われます。
 一般社団法人おもいやり グループホーム「みんなの家(おうち)」に入居させていただいております。
そこの代表理事をしている方のことを「お父さん」と呼んでいます。なぜ「お父さん」と呼んでいるかと言うと、信頼出来る家族の一番の理解者だからです。
しかし、「お父さん」と言うまでには、時間がかかりました。それに、ここまでお父さんと絆を深める事が出来ましたが、沢山の葛藤がありました。
話をしたらきりがない程、今では誰になんて言われても、絶対に壊れることのない太いパイプ(信頼関係)になるまでになりました。
入居させていただいた当初は、大人の事を信じることの出来ない日々でした。
「結局、信じても裏切られるし、大人なんて、みんな自分の都合のよいようにしか考えていなくて、相談しても親身になってくれず、何か話しても自分の痛みのようには、とらえず、到底理解などしてくれませんでした。理解したつもりをしている大人だらけだったので、きっとここ(グループホーム)でも同じように理解などしてくれないんやろうなぁ~と思ってました。
「グループホームに来た初日にお父さんが泣いてくれました。泣いてくれたけど、なんでこんな俺の為に泣いてるんだろう?と思い、泣いても信用なんてしない、とも思ってました。半信半疑でした。信じたところで何の意味があるんや」とも思ってきました。
本当の自分を出さずに、嘘ばかりついて、人の目を伺いながら、生活をしていました。
お父さんが誰よりも僕のことを思ってくれていることになんて、気づきもせず、沢山沢山、裏切ったり、傷つけたりしました。今思うと、後悔しても、しきれないほどです。
そんな人を平気で傷つけても、お父さんは、僕のことや、利用者の方のことを、見放したりせず、真剣にぶつかってきてくれました。また、同時に、この人は今まで出会った人とは「違う」と感じました。今では、何でも話せるまでになりました。
僕は、お父さんから沢山のことを教えていただいています。「相手の立場になって物事を考えることや、お父さんだけは、信じられるようにもなったり、感謝の気持ちを忘れないこと、常に目配り、気配り、心配りを自然に出来るようになるんや、人を信じることの意味や大切さ、人を思う気持ちを常に持って生活するんやなど、沢山ありすぎて言っていたら、どこまでかかるか分かりません。
僕は、この人だけは、他の人とはまったく違うと言えます。本当にお父さんの熱い思いや、本当に心と心が通い合えば、どんなに信用できないと思っていた僕でも、信じられるようになるということです。お父さんの所にきたら、絶対に変われます。何回、何百回と、教えていただいたことを言われますが、それだけ、人のことを思っているから言ってくれてると感じます。

大阪市 A君(21歳)

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